満員電車の苦痛から逃れる方法
サラリーマンの永遠の敵、満員電車
満員電車。この言葉を聞くだけで、うんざりとした気持ちになる人は少なくない。
他人と異常に密着し、もうもうとした暑さに耐えなければならない。
運悪く体臭のキツイ人の近くになれば、息を吸うだけで苦痛を伴う。
満員電車はなぜ辛いのか
大きく分けて二つの理由がある。
まずは、密着度が挙げられるだろう。満員電車の密着の特徴としては、四方を全部からの圧迫を受けることだ。逃げ場がないことで息が詰まってしまう。
次に、暑さが問題だ。密着することにより、人が持つ熱エネルギーを直に伝えられてしまう。電車を降りるころには汗でグッショリとなってしまった人も多いはずだ。
満員電車はスポーツと考えよう
仕事の疲れがあるゆえ電車ぐらいは楽をしたいと考えるかもしれない。
もちろん、その考えは間違ってはいないのだが、その楽さを求めすぎて疲れる経験も多いはず。座りたいがために躍起になり、周りの人と奪い合いになったこともあるはずだ。
そこでアクティブレストという考え方を紹介したい。
疲労を回復するために、じっくり休むのではなく、適度な運動をすることによって効果的な体力回復が見込める。
この考え方を取り入れることで、満員電車を軽いスポーツと認識し疲労が軽減することにつながるだろう。
スポーツに適した服装を
スポーツをする際に、スーツを着るだろうか、いや着ないだろう。
スポーツをする際には、必ず適した服装を心掛けるはずだ。
もう一度言うが、満員電車はスポーツである。ゆえに、「満員電車に乗る際にスーツを着る」ことには違和感が溢れている。
では、満員電車の適した服装とはどんなものだろうか。
まず、考慮してほしいのは通気性、速乾機能を備えたものかどうか。
電車内では、人との距離が異常に近くなり、汗をかきやすいといった特徴がある。
満員電車のイライラの原因である暑さ、汗を対策しなければならない。
つまり、熱がこもりにくい素材かつ速乾性の高いものを用意する必要がある。
この条件をすべて満たすものは、ずばり、、、、、
「ランニング」する時の恰好だ
吸水性の高そうなTシャツ、ナイロンパーカー、ショートパンツの下にランニングタイツなどのランニングウェアを身にまとい、満員電車に挑んでほしい。
コンディションによってはサングラスも忘れずに。
ここで注意してほしいのが、「安く済まそう」として高校時代のジャージなどで代用をしてしまうことだ。
見た目を適当にしてしまうと、モチベーションの低下に繋がる。
ちゃんとしたウェア一式を揃えることで、テンションを持続させることが重要だ。
満員電車ではランニングの格好で挑め
満員電車をスポーツと考えるだけで、心も体も健康になれる。
くれぐれもスーツではなく、ランニングの格好で満員電車に乗ることを忘れずに!
Google先生に頼りすぎ問題
助けて!Google先生!
僕は何か分からないことがあれば、すぐにインターネットで検索する。
知らなかったことが一瞬で分かるからだ。
漢字の読み方から始まり、TOEICで高得点を取る方法、効果的なダイエット方法
ついには会社の選び方なども検索することもあった。
そんなことを繰り返しているうちに、
「世の中には正解があり、調べればすべてが分かる」という考えが
身体中に染み付いてしまったように思える。
なぜ正解を知りたいのだろうか
それは僕が失敗を過度に恐れているからだ。
今までの人生を振り返ってみると失敗する経験が非常に多かった。
今度はうまくいくはずだとプラス思考にしても、
またもや失敗に失敗を重ねて次第に自信を失っていった。
もうこんな経験をしたくないという思いから「正解」を求める傾向になっていった。
正解なんてないかもしれない
僕がアルバイトしている会社はとても小さな会社で、
直接の上司が社長という少し特殊な環境だ。
社長が直々に指導してくれている。
分からないことがあったので質問してみると、社長の答えが意外だった。
「いやー、よくわかんないんだよね」
社長はその仕事一筋で20年ほどのキャリアがあるのにも関わらず、
確固とした「正解」を持っていなかったのだ。
僕は今まで他の人は「正解」を持っていて、
自分だけが知らないだけだと思っていた。
しかし、この一件を通して、
成功しているような人でも意外と手さぐりで、
泥臭く物事に取り組んでいるのだと分かった。
今でも、失敗することは怖い。
Google先生に頼ってしまうこともあるかもしれない。
しかし、「正解」を探すことに集中することよりも、一歩一歩行動していきたい。
既卒じゃない、ギャップイヤーだ。
自己紹介
はじめまして。オタマジャクシと申します。
僕は2017年に大学を卒業しましたが、就職をしませんでした。
現在の僕の身分は、「既卒」「フリーター」「無職」のいずれかに当てはまります。フリーターはアルバイトで生計を立てる人、無職は定職がない人のことを指します。
既卒とは?
既卒(きそつ)とは、大学・大学院・専修学校・短期大学などの高等教育課程を修了・卒業し、正規職員(=正規雇用の正社員)としての職歴が無い求職者を指す。 wikipediaより引用
つまり、大学や高校を卒業後、正社員で雇用されるか進学をしなかった人を指します。
この「既卒」という言葉には一般的にネガティブなイメージがあります。
ツイッターで検索すると『既卒になったら人生終わり』などの意見も存在します。
自分自身、既卒になって不利だなと感じる場面に多く遭遇しました。
既卒になったらどんなことが不利になるのか?
就職活動の難易度が高くなります。具体的に以下のようなデメリットが存在します。
-
求人数自体が約3分の1までに減少。
-
新卒枠で受けられない。
- 受けられる職種も減少。
このように、就職の幅が少なくなっている現状があります。就職の時期を逃してしまうとその分、チャンスが減ってしまいます。
なぜチャンスが減少してしまうのでしょうか?
それは企業側が
大学在学中に内定をもらえなかった=何かしら問題がある
という認識があるからです。大学在学中に内定が貰えない人は能力が少ないと認知している企業がほとんどです。
特に日本企業は新卒至上主義と呼ばれており、就職の最大のチャンスと言ってもいいでしょう。ただし、この時期を逃すと就職のハードルが一気に上がってしまいます。
海外の就職事情は?
アメリカ、香港、スペインの3か国はどれも新卒一括採用のシステムが存在しません。
アメリカは学歴、香港は即戦力、スペインはスキルが重視されます。日本のように「就職する時期」は重要なことではありません。
卒業後、世界各国を旅をしたり、留学をしたりしようとも、その後の就職活動に何も支障もありません。
注目されるのは今現在の「スキル」「即戦力」であり、日本のように「履歴書の空白」を問題視をする文化がないのです。
ギャップイヤーとは?
海外では大学卒業後、就職するまでに猶予期間を取るケースがあります。この期間のことをギャップイヤーと呼びます。
この期間中は旅、留学、ボランティアなど自分のやりたいこと、興味のあることに挑戦できます。
そしてこの期間を過ごすことを非難されることは決してありません。
むしろギャップイヤーについて評価されるケースも存在します。
既卒じゃなくてギャップイヤー
以上のことを踏まえて、僕はこの一年を「既卒」としてではなく「ギャップイヤー」として過ごします。
既卒となったことで、周りと比較して劣等感を感じ、早く就職しなければと焦ることもありました。
しかし、志望動機や自己PRを無理やり作ることがどうにも出来ません。全然興味のない企業に頭を下げて就職活動をする。このことに意味を感じません。
なので、ギャップイヤー制度のように、今まで学びたかったこと、旅などチャレンジをしていくという前向きな期間にします。
その後、就職するのか、フリーランスとして活動するのか、企業するのかは日々過ごす中で考えていきます。